中国石油大港油田公司が発表した情報によると、同油田のシェールオイル利益開発モデルプラットフォーム「滄東凹陥5号」が正式に生産を開始した。プラットフォーム内のシェールオイル油井は計9井で、1日あたりの生産能力は280トン前後で安定しており、10万トンの年間生産能力を形成している。これは中国初の10万トン級陸上シェールオイル利益開発モデルプラットフォームが大港油田で正式に完成し、生産開始したことを意味する。
試算によると、プラットフォームの前期に開発された4井の1日あたり生産量は計40トン超。新たに開発された5井は生産量がさらに上がり、単一油井の1日あたり生産量は40-50トンで安定している。また単一油井の初年の生産量が1万トンを超え、単一油井の最終掘削量が4万1000トンにのぼる見込みだ。これは陸上シェールオイルの利益開発を実現する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年3月31日