消費は長年に渡り中国経済成長のメインエンジンであり、人々の美しい生活の需要の現れでもある。
昨年末に開かれた中央経済活動会議は、「消費の回復と拡大を優先する」とした。各地・各部門は力強い措置を次々と講じ、消費能力を強化し、消費条件を改善し、消費シーンのイノベーションに取り組み、消費の潜在力の放出を加速している。
美食街に人が集まり、レジの前に長蛇の列ができ、観光地が混雑する。春になり気温が上がり、花が開いた。各種政策措置の実施と奏効に伴い、消費が日増しに回復している。賑やかな光景からは、市場が活力を取り戻したことが感じられる。
消費の回復と好転は人々の直観的な印象であるが、好調なデータもより全面的かつ客観的に経済の活力と消費の自信の回復を反映している。
国家情報センターはこのほど、商業圏消費活況度、地下鉄人流活況度、景勝地消費活況度、都市物流活況度などの指数を発表した。データは主に232の代表的なオフライン商業圏の人流、18都市の1日ベースの地下鉄乗客数、2000カ所超の景勝地周辺の交通の活況度、都市商品配送車両の運営の活力などに基づき形成された。データを見ると、3月末までの商業圏消費活況度の3月の1日平均指数と、小商品小売活況度の3月の1日平均指数が、昨年12月末比で大幅に上昇した。地下鉄人流活況度指数と生活サービス業消費活力指数も今年第1四半期に、前四半期より大幅に上昇した。国家情報センタービッグデータ発展部の専門家は、「これらの好調なデータは、消費回復及び好転の流れと、経済の活力の強化を示している」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年4月18日