中国の第1四半期の国内総生産(GDP)成長率が4.5%にのぼり、海外の多くのアナリストの4%という予想値を上回った。多くの海外メディアは、「予想以上」「楽観」により中国の第1四半期の経済成長率を形容した。CNNは、「中国経済の回復の流れが強まり、投資銀行と国際機関が中国の今年の成長率の予想値を引き上げている」と伝えた。この幸先の良いスタートは今年の中国経済の基礎をしっかり固め、世界経済により多くの自信を注いだ。
新たに発表された第1四半期の経済データのうち、複数の分野の力強い成長が特に注目されている。製造業の投資額は前年同期比7%増、輸出額は8.4%増と、力強い成長の勢いを示している。「消費バロメーター」とされる小売額は3月に10.6%増加し、これまで予想されていた7.4%を大幅に上回り、かつ1、2月の増加率を上回り、全体的に上昇する流れを呈した。また不動産業界の安定と回復の流れも顕著だ。年初の経済活動が新型コロナウイルスなどの影響をある程度受けたことを考慮し、第1四半期の中国経済に対して慎重な態度を持つ人が多かった。しかし中国経済の高い強靭性と内的な活力が、この春に再び大きなエネルギーを放ったことが事実によって証明された。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年4月19日