中国自動車工業協会がこのほど発表したデータによると、中国の新エネ車の生産・販売台数は今年第1四半期に急増を維持した。新エネ車は各産業が連動した発展をけん引している。
中国の今年第1四半期の新エネ車生産台数は前年同期比27.7%増の165万台、販売台数は26.2%増の158万6000台で、市場シェアは26.1%にのぼった。
河北省遷安市で独自に研究開発・建設された高等級電磁鋼板生産ラインは、昨年8月末の生産開始から毎月フル稼働を維持している。
さらに充電スタンドの建設は2012年の5万基未満から昨年の521万基に増加した。完成済みのバッテリー交換ステーションは1973軒。世界最大規模の充電ネットワークを形成した。
新エネ車を基礎とするスマートコネクテッド、グリーン・低炭素、スマートシティの発展ペースも上がっている。投資額4億元超で22の世界トップレベル試験設備を含む、国家スマートコネクテッドカーイノベーションセンターが先ほど正式に使用開始された。
中国は現在まで累計9000キロメートル超のスマートコネクテッドカーテスト道路を開放しており、3900キロメートル超のスマート化道路改修工事を終えている。工業・情報化部は、「中国はスマートコネクテッドカーとスマートシティが融合しつつ発展する中国のプランを形成中だ。自動車、情報技術、交通という3つの1兆元クラスの産業を融合しつつ発展させ、中国経済発展の新たな成長源を形成する」と発表した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年4月26日