中国のエネルギー大手「中国石油化工」が北西部のタリム盆地に設置した石油・ガス田「躍進3-3XC」の掘削工事が5月1日に着工しました。掘削深度は9472メートルを予定していて、アジアで最も深い石油・天然ガス田の記録を更新します。
「躍進3-3XC」は新疆ウイグル自治区アクス地区、タクラマカン砂漠の周辺に位置します。掘削リグの高さは50メートルに達し、20階建てのビルの高さに相当します。作業台は地上12メートル、面積は約200平方メートルで、10メートル前後の掘削ロッド約1000本を並べることができ、総重量は560トンを超えます。
計画によりますと、170日以内に地下9472メートルの石油・天然ガス埋蔵位置まで掘削する予定です。(帥、CK)
「中国国際放送局日本語版」より 2023年5月3日