5月8日、雲南省富源西風力発電所の風力発電機135基すべてが送電を開始した。これにより、設備容量が国内最大の高原風力発電所がフル稼働した。
富源西風力発電所は標高2000メートルを超える高原地区にあり、風力資源が豊富で、設備容量は800メガワット、年間送電量は20億6000万キロワット時に達する。
同発電所は各種のスマートセンサーを用いてデータを全面収集し、発電設備の遠隔制御と早期警戒を実現。このような画期的な方法は国内初となる。
同発電所の全面稼働は、年間173万2000トンの二酸化炭素と1171万8000トンの二酸化硫黄の排出を削減し、120万世帯以上の家を明るく照らす。また建設期には、建設現場で3000人以上の雇用を提供した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年5月10日