格付け会社フィッチ・レーティングスは24日、米国債の格付けの見通しを「ネガティブ」にすると発表した。
フィッチは、米国の民主党・共和党が債務上限問題で合意に至らないリスクが拡大しており、これをネガティブなシグナルとした。これは米国全体のガバナンスとスムーズに債務を履行しようとする意志が現在の格付け「AAA」にふさわしくなく、米国の信頼が失墜するリスクがあるとした。
米メディアの報道によると、フィッチの警告は米国債の現在の格付け「AAA」が引き下げられるリスクを意味している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年5月26日