「環球時報」が6日、独自に入手した情報によると、シーメンスの会長で社長兼CEOのローランド・ブッシュ氏が6月中旬に訪中する予定だ。ブッシュ氏の訪中は2回目で、シーメンスの中国市場における新たな動きを発表する。ブッシュ氏は先月、英国メディアのインタビューで、「中国市場からの撤退は当社の選択肢ではない。(中国での)市場シェアを維持し、可能であればさらに拡大する」と述べた。
「環球時報」の調べによると、ブッシュ氏は今回の訪中日程で、北京市で開催されるシーメンス第1回デジタル経済フォーラムに出席する。ブッシュ氏はさらに政府及び業界パートナーと産業のデジタル化と低炭素化へのモデル転換の促進について議論し、シーメンスの中国市場における一連の重要措置を発表する。
ブッシュ氏の他にも、欧米の企業重役が相次いで訪中している。これは中国が世界経済に注入する自信と、ビジネス界の中国との「デカップリング・チェーン寸断」への反対を反映している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年6月9日