在中国スペイン大使を3回歴任したブレゴラット・オビオルス氏は、スペインのテレビ番組に出演し、世界経済及び政治を背景に中国が発揮する力について次のように語った。
スペインは中国との貿易赤字が大きい。スペインが中国からこれほど多くの商品を購入するのは、その比類なきコストパフォーマンスが理由だ。赤字が嫌であれば単純に、その他の場所から余っている必要な商品を購入すればいいが、その価格は必ず割高になる。
中米という2大経済体間の食い違いは解消されるべきで、されなければ薄氷を踏むことになる。この2大国がなければ、人類が共に直面している世界平和、経済発展、気候変動という挑戦の解決策が見つからない。歴史的に見ると、中国は侵略国でも植民地支配国でもない。現在の状況を見ると、中国の規模と能力は西側諸国に不満を持たせている。中国は一世代の時間により、多くの国が数世紀で手にした成果を手にした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年6月8日