国家統計局が15日に発表したところによると、今年5月の中国の社会消費財小売総額は前年同期比12.7%増の3兆7800億元(1元は約19.8円)だった。この成長率は比較の対象となる前年の基数が上昇したことの影響を受けて4月より鈍化したものの、引き続き急増傾向が続いたという。
同局の付凌暉報道官は同日に国務院新聞弁公室で行われた記者会見で、「今年になってから、消費の伸びが中国経済の安定成長に対して重要な役割を発揮した。累計で見ると、1-5月の社会消費財小売総額は前年同期比で9.3%増加し、成長率は1-4月を0.8ポイント上回った。前月比では、5月の社会消費財小売総額は前月比で0.42%増加し、成長率は前月を上回った」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2023年6月17日