商務部の王受文国際貿易交渉代表兼副部長は17日、中国政府はすでに環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(CPTPP)の参加国に中国のCPTPP参加の交流文書を提出したと述べ、かつ中国は「CPTPPに参加する意向と能力を持つ」と再表明した。
王氏は国務院新聞弁公室の4月の会見で、「中国はすでに一部の自由貿易試験区と自由貿易港でCPTPPのルール・標準・管理などの高基準の義務に照らし合わせ、先行で試行と試験を行っている。条件が整った後、さらにより広い範囲でこれを行う。ゆえに中国にはCPTPPの義務を果たす能力がある」と表明した。王氏は17日に、「中国は現在すでに製造業の外資参入をほぼ認めており、サービス業の開放を全面的に秩序正しく行っている。将来的にさらに外資参入ネガティブリストを合理的に削減し、自由貿易試験区と全国範囲の越境サービス貿易ネガティブリストを導入する」と再表明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年6月19日