自動車部品や衣料品、日用品などを積んだ中央アジア諸国への貨物列車である中欧班列が28日、新疆ウイグル自治区のホルゴスで通関してカザフスタンのアラムトゥに向かいました。この列車をもって、今年になってからホルゴスと阿拉山口の2つの通関地を経由した中欧班列が7000本を超えました。
現在までに新疆ウイグル自治区のホルゴスと阿拉山口の2カ所の通関地を経由して出入国した中欧班列の輸送貨物の種類は200以上に達し、ホルゴスと阿拉山口を経由する列車の本数は中欧班列の5割以上を占めています。新疆の鉄道部門は輸送力を拡充しつづけ、通関地の拡張や改修を実施することで、中欧班列の運行効率を高め、中国・カザフスタン鉄道部門の定期会合メカニズムを実施してデジタル通関地建設を推進しています。
阿拉山口を通過した中欧班列は現在までに、前年同期比10.2%増の3243本に達しました。ホルゴス鉄道通関地を通過した中欧班列は前年同期比16.8%増の3793本に達しました。これらの列車は、世界のサプライチェーンと産業チェーンを安定させ、国内と国際の経済二重循環を支える重要な役割を果たしています。
「中国国際放送局日本語版」2023年7月2日