X8020号「中欧班列」(中国と欧州を結ぶ国際貨物列車)が7月29日午前10時18分に義烏西駅から出発し、スペインのマドリードに向かった。これにて今年の中欧班列運行本数が1万本に達した。貨物輸送量は前年同期比27%増の108万3000TEU。
今年は「一帯一路」イニシアチブ10周年だ。中国社会科学院世界経済・政治研究所の倪月菊研究員によると、今年の1万本到達は、国際貿易の成長の原動力が乏しい中、中国と一帯一路沿線国の貿易が力強く成長したことを説明している。経済・貿易関係は中欧班列を通じ日増しに緊密になり、強靭性が持続的に上がっている。同時にこれは中国と一帯一路沿線国の貿易構造の持続的な高度化を反映している。海運よりも高コストではあるが、中欧班列はそのタイムパフォーマンスの強みにより、高価値製品を生産する企業から好評を博している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年8月1日