米連邦準備理事会(FRB)が現地時間7月31日に発表した貸出担当者調査によると、銀行業は第2四半期に貸出基準を引き締めたと報告した。ロイター通信が伝えた。
調査によると、大・中規模企業向けの商業・工業融資基準を引き締めた銀行の割合は50.8%と、第1四半期の46%を上回った。JPモルガンのエコノミストのダニエル・シルバー氏は、「全体的に見ると貸出基準の引き締めがエスカレートしている。過去の記録を見ると、貸出引き締めは景気後退を意味するものではないが、最近の顕著な引き締めは景気減速を示唆している」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年8月2日