国家統計局のデータによると、今年7月の全国の消費者物価指数(CPI)は前月比で0.2%上昇し、低下から上昇に転じた。前年同月比では前月の横ばいから0.3%低下に転じた。生産者物価指数(PPI)の下げ幅は、前月比と前年同月比で縮小した。
国家統計局都市司チーフ統計学者の董莉娟氏は、「全体的に見ると、CPIの前年同月比での低下は段階的なものだ。次の段階では経済回復・好転に伴い市場の需要が安定的に拡大し、需給関係が持続的に改善する。さらに前年同期の高い基準値の影響が徐々に弱まり、CPIが徐々に上昇する見込みだ」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年8月10日