最新データによると、経済大省の広東省と江蘇省の今年上半期のGDPが初めて6兆元を突破した。観測筋によると、広東省や江蘇省などの経済大省が常態化成長軌道に戻りつつあり、経済成長の原動力が持続的に最適化されている。
広東省工業・情報化庁のデータによると、広東省の上半期の工業投資額は前年同期比23.2%増で、30カ月連続で二桁台の増加となった。工業経済の運行は全体的に安定しており、かつ回復・上昇の流れを示している。特に工業技術改造投資額が高い増加率を維持している。
同期の江蘇省の製造業付加価値額は前年同期比6.8%増で、GDPの36.3%を占め、全省の経済安定回復の「バラスト」になった。工業生産を見ると、ハイテク産業と工業戦略的新興産業の生産額が一定規模以上の工業に占める割合が49.6%・41.1%にのぼった。一定規模以上の工業のうち、新エネ車完成車製造の付加価値額は前年同期比86.5%増で、太陽光発電設備及び部品製造の付加価値額は36.9%増、リチウムイオン電池製造の付加価値額は28.8%増だった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年8月14日