商務部の何亜東報道官によると、中国は「シルクロードEC」国際協力の発展と深化に力を入れ、すでに29カ国と二国間EC協力体制を構築し、18カ国とデジタル経済投資協力備忘録に調印し、多くのデジタル企業が海外進出を果たしている。2022年、中国のデジタル決済可能なサービス貿易は3727億元に達し、前年比3.4%増加し、世界5位となった。
国内商取引流通のデジタル化加速においては、170カ所の国家ECモデル基地を創設し、農村部のEC発展に力を入れ、「数商興農」(デジタル商務で農業を興す)を推し進め、ネット消費を促し、全国のネット小売額が社会消費財小売総額に占める割合は26%を超えた。貿易投資のデジタル化レベル向上においては、越境ECが貿易額に占める割合は2015年の1%未満から2022年には5%に上昇。外資参入ネガティブリストのデジタル経済関連項目を何度も改正し、条件を備える自由貿易試験区で国際的に高基準のデジタル経済規則を試験的に実施した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年9月8日