「相互連結を深め、協力ウィンウィンを促進する」をテーマとする中欧班列(中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車)国際協力フォーラムが15日、中国東部の江蘇省連雲港市で開かれました。フォーラムには29の国や地域からの代表500人余りが出席しました。
国家発展改革委員会の叢亮副主任は、「中欧班列はこの10年間で計7万7000便の列車を運行し、輸送した貨物は3400億ドルに相当する。この列車は欧州25カ国の217都市に通じており、国際経済貿易協力の重要な架け橋になっている」と述べました。
今年は「一帯一路」共同建設の構想が打ち出されてから10年目に当たり、「一帯一路」ファミリーはこれまでに既に152カ国、32の国際機関に及んでおり、200件以上の協力文書が結ばれています。中欧班列は「一帯一路」共同建設を象徴するブランドになっています。
叢副主任は、「この10年は関係各国が力を合わせて、協力ウィンウィンを実現させてきた10年であり、中欧班列が絶えず革新を模索し、さなぎからチョウになった10年でもある。未来に向けて、われわれは手を携えて前に進み、質の高い発展というテーマに焦点を当て、共同で中欧班列を各国国民と世界に利益をもたらす『幸福の道』、『繁栄の道』にしていかねばならない」と述べました。
「中国国際放送局日本語版」2023年9月17日