国際ウィンタースポーツ（北京）博覧会2023がこのほど、北京市石景山区首鋼パークで開催された。

　中国のウィンタースポーツの発展は北京冬季五輪後、中国ひいては世界の氷雪産業の発展を持続的にけん引している。氷雪経済はスポーツ産業の付加価値を高めるエンジンの一つになっている。中国の氷雪産業発展の重要な場である今年のウィンタースポーツ博覧会は、引き続き「氷雪経済」の熱を伝える。

　世界の500以上の企業・ブランドが本博覧会に出展し、100人を超える来賓が世界の氷雪産業発展のすう勢について共に議論・分析する。世界をリードするウィンタースポーツ商品及び技術が展示される。

　亜洲数据集団の張莉常務副総裁は博覧会の会期中に「中国氷雪産業発展研究報告書（2023）」を発表した。報告書によると、中国の氷雪産業の発展ペースはより安定的でより持続可能な段階に入っている。中国のスポーツ産業の全体規模は2025年までに5兆元にのぼり、うちウィンタースポーツは1兆元に達する見込みだ。

　オーストリア元首相のシュッセル氏は本博覧会の展示館を見学した際に、「ここでは中国の力強く発展する氷雪産業の勢いを感じた。各国及び地域には独自の氷雪産業資源及びウィンタースポーツ文化がある。国際的な交流と協力を強化し、ウィンタースポーツ産業の繁栄と発展を共に促すべきだ」と述べた。

　北京冬季五輪以降、中国の氷雪産業が安定的に発展し、全人民の氷雪の熱意が持続的に高まっている。各地がウィンタースポーツ及び氷雪産業を促進する特別制度を発表した。氷雪市場の主体が続々と生まれ、氷雪産業の発展を直接促す重要な力になっている。

　国際ウィンタースポーツ博覧会は2016年の開催後、国内外の氷雪企業及びブランドの展示の場、世界の氷雪産業の融合発展の場、ウィンタースポーツの普及の場になっている。中国のウィンタースポーツ市場の開放、世界のウィンタースポーツの発展の促進、国際的な氷雪産業の交流の促進、地場氷雪企業の急成長のけん引などの面で積極的な力を発揮している。冬季五輪のサポート、氷雪外交、博覧会による産業振興などの面で一連の成果をしっかり手にし、各界から高評価されている。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2023年9月19日