中国石油長慶油田の12日の発表によると、長慶油田の11日現在までの年内の天然ガス生産量が400億9300万立方メートルにのぼり、5年連続で400億立方メートルを突破した。前年と比べ12日早い突破だった。
説明によると、長慶油田は2010年に天然ガス生産量が200億立方メートルを突破し、中国最大の天然ガス生産エリアとなった。その後300億立方メートル、400億立方メートル、500億立方メートルを突破し、中国初の年間生産量が500億立方メートルの特大ガス生産エリアとなった。
長慶油田はオルドス盆地に位置する。世界の典型的な「三低」油ガス田で、経済的かつ効果的な開発は世界的な難題だ。長慶油田は中国初の30億立方メートル緻密ガス水平井全体開発モデルエリアを画期的かつ効率的に完成させ、非在来型天然ガス開発のイノベーションの要衝を築いた。長慶油田の現在の1日あたりガス生産量は1億2400万立方メートル以上で推移しており、冬の供給保証に向け十分に準備を整えた。
情報によると、長慶油田は靖辺、楡林、蘇里格、青石峁などの14カ所のガス田を次々と開発し、天然ガスの累計生産量が6000億立方メートルを超えている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年10月13日