今シーズンのパリファッションウィークの公式日程に参加し、24年の春・夏のファッションを披露する中国のデザイナーは少ないが、これは中国の仏首都における存在を代表するものではない。パリファッションウィークは中国の購入者に期待している。この都市ではさらに多くの中国代表団によるイベントが開催される。仏ファッション情報サイトが9日、伝えた。
中国のファッション専門家がパリに戻ってきている。上海ファッションウィークがパリを訪れ、その他の中国の都市(広州市や深セン市など)も代表団を派遣している。中国と世界各地の交流再開に伴い、今回のイベントも中国の数多くの措置に向け扉を開いた。ファッション展示会「トラノイ」の責任者であるプロヴォスト氏は、「中国ブランドが代表団をつくり行動している。新世代の中国人デザイナーは本土文化に根ざし、世界の文化にも浸っている。一部はロンドン、ニューヨーク、パリで学んでいる」と述べた。
中国ファッション業界関係者のパリファッションウィークへの参加は、中国文化を海外に進出させる。彼らは長年に渡り国内市場に専念してきたが、ミラノもしくはパリの脚光を利用し魅力を高める人が増えている。欧州の主なファッションイベントは中国人デザイナーの競争の舞台になっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年10月14日