「製造業分野の外資参入規制措置を全面的に撤廃」これは中国が第3回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムの開幕式で発表した重大措置だ。
製造業分野の外資参入規制措置の全面的な撤廃とは何を意味し、どのような影響をもたらし、どのようなメッセージを届けるのだろうか。
中国国際経済交流センターチーフエコノミスト、執行局副主任、学術委員会副主任の陳文玲氏は中信財経に、「製造業分野の外資参入規制措置の全面的な撤廃は、中国の製造業の持続的なモデル転換及び高度化において、外資の参入がバリアフリーになることを意味する」と述べた。
商務部研究院学位委員会委員の白明氏は、「製造業分野の外資参入規制措置の全面的な撤廃は事実上、順を追って一歩一歩進める過程だ。当初は自由貿易試験区内で撤廃されたが、現在はその範囲が全国に拡大し、自由貿易試験区から全国に広まる。試行から普及へと移り、自然な流れだ」と述べた。
白氏はさらに、「新たな措置は中国の対外開放の扉がますます大きく開かれるメッセージを届けた。現在の世界経済情勢が複雑極まる環境において、中国は対外開放の決意と自信をより揺るぎないものとした」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年10月21日