中国鉄建股份有限公司の発表によると、中国鉄建大橋局が請け負う広州南沙万竜大橋メインブリッジの1本目の杭基礎の掘削が正式に始まった。これは中国最大スパンの自碇式吊橋が主体施工段階に入ったことを意味する。
広州南沙万竜大橋は広州市南沙区に位置する。全長は1150メートルで、うちメインスパンは608メートル。中国鉄建大橋局プロジェクト常務副経理の安東省氏によると、万竜大橋のメイン杭橋脚基礎は29本の直径3メートルの杭を採用し、大直径超深穿孔杭に属する。掘削施工は厚さ約30メートルのシルト層、砂層、断裂層などを貫く必要があり、安全リスクと施工の難易度が高い
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年10月24日