自動車産業専門家の研究によると、中国は今年世界最大の自動車輸出国になる。このほど発表された研究報告書によると、中国メーカーの今年1−9月の自動車輸出台数は340万台。独ドイチェ・ヴェレ(電子版)が伝えた。
同報告書によると、日本の輸出台数は320万台で、ドイツは240万台。中国の輸出台数は2022年にドイツを抜き、今や別の自動車輸出国である日本を抜いた。
同専門家は、「中国の自動車輸出の重要性が今後も急激に上がる。(今年のデータは)前年同期比で60%増加した。340万台のうち乗用車は284万台で67%増だった」と述べた。
研究によると、中国メーカーの今年1−9月の電気自動車輸出台数は82万5000台弱で、うちEVとPHVは前年の2倍以上。その中国の自動車輸出台数に占める割合は24%と4分の1弱にのぼっている。
また研究によると、今年の輸出台数が最多の中国メーカーは上汽(76万台)と奇瑞(64万8000台)。上海に工場を持つ米EVメーカーのテスラは26万5000台で3位。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年11月28日