インドネシアのジョコ・ウィドト大統領はビデオメッセージの中で、「第1回サプライチェーン博の開催は、世界がより堅固で安定的なグローバルサプライチェーンを構築するため全力でサポートする。今回のサプライチェーン博を通じ、世界各国と商工界の間の良好な協力を促進し、より強靭なサプライチェーンを構築することを願う」と表明した。

　米国の出展企業数も予想を大きく上回った。中国国際貿易促進委員会の張少剛氏は以前、米国の出展業者が域外出展業者に占める割合は20％と述べた。

　スターバックスのナラシムハンCEOは、中国がリードするサプライチェーンの能力から深い印象を受けたと述べた。今年9月にはスターバックス中国コーヒーイノベーション産業団地が江蘇省崑山市で竣工し、生産を開始した。ナラシムハン氏は、「中国のコーヒー市場は無限の可能性を秘めている。当社は自信を抱いており、中国に長期的に期待し、投資を行う」と述べた。

　フェデックス中国区総裁の陳嘉良氏は、「サプライチェーン博は当社を含む世界の産業チェーン及びサプライチェーンに協力と交流の場を提供した。サプライチェーン博を契機とし、産業の前進を促し、より安全で安定的で円滑で高効率な開放と共有の国際サプライチェーンを共同構築し、世界経済の発展と繁栄を実現することに期待する」と述べた。

　また「一帯一路」共同建設国の出展業者も意欲的で、域外出展業者の半数を占めている。

　今年は一帯一路共同建設イニシアティブのウルグアイ加入5周年だ。ウルグアイのルイス・ラカジェ・ポー大統領はビデオメッセージの中で、「第1回サプライチェーン博の開催は目下、より重要かつ特殊な意義を持つ。これはウルグアイの一帯一路共同建設への参加を後押しする。我々はここで互いにつながり、この未来において極めて重要なつながりをより緊密にできる」と述べた。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2023年11月29日