北京市内で開催されていた第1回中国国際サプライチェーン促進博覧会は2日に閉幕しました。開催期間中にはマッチングや、交流に関するイベントが360回行われ、1万5000人以上が参加しました。大まかな統計によれば、同博覧会の期間中には各種の契約200件が成立し、成約額は1500億元(約3兆1000億円)に達したとのことです。
同博覧会には米国の大手企業24社が出展し、最先端技術や応用シーン、革新的サービスを展示し、サプライチェーンの協力パートナーと交流を行い、より多くの市場および成長の機会を掘り起こしました。
多くの米国企業は、同博覧会はサプライチェーンから「ウィンウィンのチェーン」を引き出すための重要な措置であり、中国を世界のサプライチェーンにおける重要な一環とする認識を示し、中国の企業との協力を強化し、中国に根を下ろして長期に発展したいとの希望を示しました。
今回の博覧会にはフォーチュン・グローバル500にランクインした企業のうち53社、中国500強企業のうち57社、中国民間500強企業のうち25社、さらにそれ以外にも独自の強みや各種の実力を持つ各国の中小企業が出展しました。
今回の出展企業の多くはすでに、来年開催予定の第2回博覧会の準備を始め、展示ブースを拡大する意向を提出しています。また、今年出展できなかった多国籍企業が第2回博覧会への出展を計画しています。さらに米国、英国、フランス、カナダ、ポーランドの企業団体が、来年には規模の大きい代表団を派遣する考えを示しています。
中国国際放送局 2023年12月3日