中国物流・調達連合会が4日に発表したデータによると、11月の中国の倉庫保管指数は前月比1.3ポイント上昇の52.2%で、10カ月連続で50%以上の拡張区間内で推移した。これは倉庫保管業界が良好な流れを維持したことを意味する。
各主要サビ指数を見ると、新規受注指数は前月比3.3ポイント上昇の53%で、拡張区間に戻った。これは市場の需要がやや回復するにつれ、倉庫保管業務活動もより活発化し、新規受注量が大幅増の流れを示したということだ。品種別に見ると大口商品のうち、新たな「保交楼(不動産引き渡し保障)」政策の取り組みの強化により、建材市場の取引がやや回復し、新規受注指数が大幅に上昇した。消費財はEC販促のけん引を受け、食品、衣料品、貿易品などの品種の新規受注指数が好調だった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年12月5日