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資本市場の全面的な改革開放の深化、今年は重要な一年に

中国網日本語版  |  2023-12-25

資本市場の全面的な改革開放の深化、今年は重要な一年に。

タグ:全面的な改革開放

発信時間:2023-12-25 14:50:04 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 2023年は資本市場の全面的な改革開放の深化の重要な一年だ。登録制は全面導入から掘り下げと具体化に向かい、投資側・融資側・取引側の一連の改革が共に奏効した。資本市場はハブとしての力をさらに強化し、実体経済を支える機能を持続的に強化した。


 中国証券監督管理委員会は2月、全面的な登録制の正式な開始を発表し、制度及び規則について社会から意見募集を行った。その後、全面的な登録制改革に関連する165の制度及び規則が正式に発表・実施された。登録制の制度枠組みが基本的に定まり、全市場及び各種株式公開行為に広がった。


 上海・深セン証券取引所のメインボード登録制下で第1陣となる企業10社が4月、上場し取引を行った。これは登録制改革の全面的な導入の象徴となった。


 7月の中央政治局会議では、「資本市場を活性化させ、投資家の自信を深める」とされた。今年、特に今年後半以降に各部門が連携し、投資側・取引側・融資側などの面から多くの政策措置を打ち出した。


 今年は多層的な資本市場がより健全化した。北京証券取引所の「深改19条」の発表、「私募投資基金監督管理条例」の正式発表、債券登録制改革の全面的な導入、2期の専精特新ボードリストの発表。株式と債券を中心とする直接資金調達方法は、実体経済が資本金と流動性を補充し、資金調達コストを引き下げるための重要ルートになった。


 今年は科学技術イノベーションへのサポートがより正確になった。1−11月の300件弱のIPOによる資金調達額は合計で3400億元を超えた。うちハイエンド製造、情報技術、バイオ医薬品を始めとするハイテク銘柄は、新株数及び資金調達規模のランキングで上位となった。


 今年は双方向の開放が持続的かつ着実に推進された。域外上場記録管理制度及び規則や、滬深港通の取引最適化などが発表・実施された。スタンダード・チャータード証券やモルガン・スタンレー先物などの外資系機関の設立が次々と認められ、外資系機関によるQFII及びRQFIIの申請ペースが上がった。「海外からの導入」と「海外進出」が共に進んだ。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年12月25日

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