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中国車の年間輸出台数が500万台弱に、その底力とは?

中国網日本語版  |  2024-01-12

中国車の年間輸出台数が500万台弱に、その底力とは?。

タグ:中国車 輸出 販売 生産 台数

発信時間:2024-01-12 11:24:01 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中国の自動車産業が始まってから70年が経過するが、今年は新年早々朗報が伝わった。中国の2023年の自動車生産・販売台数はいずれも3000万台を超え、15年連続で世界一となった。新エネ車生産・販売台数はいずれも900万台を超え、9年連続で世界一となった。

 3000万台が意味することは?

 ドイツの22年の自動車販売台数の約10倍。世界で販売される3台の新車のうち1台が中国製。世界の新エネ車生産・販売台数のうち中国製新エネ車が約3分の2に。中国車の世界市場におけるシェアが上がっている。

 1台の自動車は数万個の部品で作られる。この「巨大積み木」を作るには体力だけでなく知力も必要だ。年間3000万台の生産量は、中国のスマート製造の新たな実力の現れだ。

 長江デルタでは、世界レベルの新エネ車産業クラスタが急台頭している。1台の新エネ車の設計から生産までが、車で4時間の移動距離の「産業圏」内で完了する。平均10秒未満で1台の新エネ車がラインオフする。

 500万台弱、輸出の底力とは?

 中国の自動車産業は半世紀以上をかけ、年間輸出台数がゼロから100万台のブレイクスルーを達成した。21年には初めて200万台を超え、23年には500万台弱にのぼった。

 新年の初日、上海外高橋海通国際自動車埠頭で、RORO船「久洋吉号」が3600台の国産新エネ車を積載し、メキシコに向かおうとしていた。

 忙しい港は、経済の賑わいを伝える。海通国際自動車埠頭だけでも1日平均で約3000台の国産車が出発し、世界の100以上の国と地域に向かう。

 海の彼方のニュージーランドでディーラーを経営するリチャード氏は、NZ住民は今やコストパフォーマンスと高い技術により中国車を選ぶと見ている。

 専門家の試算によると、中国の自動車は輸出台数が増えると同時に、平均輸出価格が約1万9000ドルに上がっている。消費者の中国車の品質への信頼性も持続的に上がっている。

 中国の新エネ車は各国の道を走り、国内外の消費者のハートを掴んでいる。中国車が出帆し、遠くへ向かうことに期待しよう。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年1月12日

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