最新データによると、中国の消費規模が再び記録を更新し、消費構造の高度化と最適化が急速に進み、経済成長をけん引するメインエンジンとしての力を持続的に発揮している。
47兆1495億元。これは中国の2023年の社会消費財小売総額で、前年比7.2%増だった。規模で再び記録を更新しただけでなく、消費市場は高品質化に飛躍した。オンラインでは、ビッグデータ、クラウドコンピューティング、AIなどの新技術の応用が加速し、ライブコマースやインスタントリテールなどの新型消費が力強く発展した。23年の実物商品オンライン小売額は前年比8.4%増だった。
オフラインでは、特色街区や美食夜市などの体験型消費シーンが続出し、多様な消費の需要を刺激した。全国の飲食業の売上は23年に初めて5兆元の大台に乗り、主要ショッピングセンターの商品小売額が前年比で2桁台の伸び率を示した。
消費市場の旺盛な活力は、サービス業のスムーズな発展を支えている。中国の23年のサービス小売額は前年同期比20%増で、商品小売額を14.2ポイント上回った。最終消費支出の経済成長への寄与率は82.5%にのぼり、経済成長率を4.3ポイント押し上げた。経済成長をけん引するメインエンジンとしての力がさらに顕著になった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年1月22日