長江デルタ一体化発展が国家戦略に格上げされてから5年以上に渡り、力強く活力あふれる成長源としての機能が持続的に強化されている。3省・1市の政府活動報告のデータによると、上海市、江蘇省、浙江省、安徽省の経済規模が2023年に30兆元を突破し、全国の高品質発展への支援力がさらに強化された。
長江デルタは中国で経済の発展が最も力強く、開放の程度が最も高く、イノベーション能力が最も高い地域の一つだ。長江デルタのGDPが全国に占める割合は2018年以降に24%前後を維持し、安定的な発展の流れを示している。3省・1市は4%の国土面積で全国の4分の1弱の経済規模を創出した。
3省・1市は長江デルタの高品質一体化発展を持続的に推進する新たな措置を掲げた。例えば上海市は、2024年にG60テックイノベーション回廊と沿滬寧産業イノベーションベルトの建設を急ぎ、力を合わせ長江デルタ地域発展共同体を作るとした。江蘇省は、長江河口産業イノベーション協同エリアを計画・建設し、沿岸部の港と上海国際海運センターハブの融合発展を促すとした。浙江省は、長江デルタ航空貨物輸送ハブ、長江デルタ中欧班列集結センター、通蘇嘉甬鉄道などのプロジェクトの建設を急ぐとした。安徽省は、生態環境の共同保護及び対策を強化し、長江デルタ(安徽)エコ・グリーン養生拠点の建設を開始するとした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年1月30日