海外メディアは最近、監督管理部門が主要機関投資家に対して、開始直後と終了間際の株式の売り越しを制限し、株価指数先物によるA株空売りを禁止したと伝えた。証券監督管理委員会(証監会)の報道官は22日、本件に関する記者からの質問に対して次の通り回答した。
株価の高騰と下落は法則であり、売買があるのは正常だ。監督管理部門は正常な市場取引に干渉せず、法に基づき投資家が公平かつ自由に取引する権利を守る。市場取引の秩序を乱すなどの法規に違反する行為については、法規に基づき断固取り締まる。上海・深セン証券取引所はこのほど、一部機関の異常取引行為に監督管理措置を講じたが、これは取引の監督管理の職責を果たす措置であり、売り越しの制限には当たらない。証監会は今後、上海・深セン証券取引所と中国金融先物取引所の異常取引監督管理基準を改善し、市場操作やインサイダー取引などの違法行為を法規に基づき取り締まり、市場の正常な取引の秩序をしっかり守る。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年2月24日