徐暁蘭委員は7日に致公党中央を代表し、中国人民政治協商会議(政協)第14期全国委員会第2回会議の第2次全体会議での発言で、「中国の消費の質向上及び高度化には新たなトレンドと特徴が見られる。うち特に注目されているのは、新型消費の力強い発展だ。新型消費はデジタル化をコア駆動力とし、新興技術を実現の手段とし、消費者の需要を中心とする。消費者・商品・シーン間の関係を結びつけ再構築することで、新たな政策、理念、業界、モデル、シーン、エリア、生活を生んだ」と述べた。
徐氏は、「供給」「需要」「促進」協同発展の消費共同体を構築し、新型消費を育成・拡大し、消費の潜在力を持続的に引き出すよう提案した。
「誰が消費するか」について、需要側から着手し、年齢・職業・所得・性別が異なる消費者の消費の好みと需要をめぐり、新たな消費グループを育成し、新たな消費分野を切り開く。
「何を消費するか」について、供給側の改革から着手し、豊富で多彩な消費財と消費形式を提供し、各グループの消費者の選択に供する。消費の新たな形態を発展させ、デジタル技術の消費の新たな業態に対するエンパワーメント効果を強化し、一連の消費の新たなシーンを広める。没入型・体験型・交流型の消費の新たなシーンを切り開く。
「消費をいかに実現するか」について、消費環境、消費政策、消費能力などから着手し、消費実現を制限する詰まりを解消し、新型消費の発展環境を最適化する。制度体系を改善し、オンライン・オフライン融合、仮想商品及びサービス、シェアリングエコノミーなどの新型消費分野への監督管理を強化し、消費者の権益を保護する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年3月8日