果物、野菜、さらには生薬まで建物のベランダで栽培でき、家畜、家禽、魚は地下で飼育する。四川省成都市双流区彭鎮新安コミュニティには、6階建ての摩訶不思議な「空中菜園」がある。この面積がわずか375平方メートルのコミュニティの建物は、3500平方メートルの耕地使用面積を生み出す。
記者の調べによると、「空中菜園」という新型農業モデルは、四川科道農業有限責任公司が掲げたものだ。同社が独自に研究開発した「スマートカーボンニュートラル生態価値システム」は都市のビルに向け「空中農場」を建設。これらの「空中」シリーズ製品はいずれも立体の壁で栽培を行い、耕地を用いない。すでに業界の内外が認める炭素ガバナンスの武器になっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年4月16日