海口税関の16日の会見によると、海南自由貿易港の建設のけん引を受け、海南省の貿易発展の質が着実に上っている。今年第1四半期の全省の物品貿易額は前年同期比11.3%増の642億3000万元で、すでに2017年通年の9割以上にのぼっている。四半期ベースで600億元超えは初。
説明によると、海南省と新興市場の貿易額が急増している。第1四半期の「一帯一路」共同建設国との貿易額は28.5%増の341億2000万元だった。ASEANとの貿易額は33.5%増の107億9000万元で、ASEANは海南にとって最大の貿易パートナーの地位を保った。同期のアフリカとの貿易額は116.3%増で、ラテンアメリカは39.9%増。
自由貿易港の建設のけん引を受け、海南の貿易は量と質の向上を実現した。海南の18−23年の貿易額の年平均増加率は22.2%。貿易の実績を持つ企業数は600社未満から1900社以上に増加。貿易パートナーは160から190以上に拡大。
今年は海南自由貿易港の封関運営の攻略の年だ。海口税関は重点政策、重点産業、重点プラットフォーム、重点企業、口岸安全などの要素に焦点を絞り、21件の具体的な措置を掲げ海南の貿易の質の高い発展を支える。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年4月17日