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中国の生産能力は過剰か?国家発改委が説明

中国網日本語版  |  2024-04-18

中国の生産能力は過剰か?国家発改委が説明。

タグ:生産能力過剰 

発信時間:2024-04-18 14:41:24 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 国家統計局のデータによると、第1四半期の全国の一定規模以上の工業の生産能力利用率は73.6%だった。国家発展改革委員会(発改委)政策研究室の金賢東主任は、国務院新聞弁公室の17日の会見で、「過去のデータを見ると、中国の生産能力利用率は四半期による変動が大きく、第1四半期は低めで第4四半期は高めになる。これは春節連休などの要素と関連している。初歩的な分析によると、今後の数四半期で生産能力利用率が徐々に上がる見込みだ」と述べた。

 金氏は、「生産能力の問題は経済の法則を立脚点とし、客観的かつ弁証法的に見るべきだ。市場経済の条件下で需給バランスは相対的で、不均衡は普遍的だ。生産が需要を適度に上回ることは、市場競争と弱者淘汰に有利だ。生産能力の問題を国際貿易と結びつけ、輸出品が増えれば生産能力が過剰とするならば、これは成り立たない。中国も毎年、半導体、航空機、大豆、原油などの商品を大量に輸入しているが、これらの消費の輸出国が過剰生産能力だとは言えない。強みを持つ産業の生産能力が多めで、その他の産業が少なめになるが、これは各国の比較優位によって決まる」と指摘した。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年4月18日

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