先ごろ海南省で開催された第4回中国国際消費財博覧会(消費財博)では、チャンスと協力を求めて世界中から出展者とバイヤーが集結。多国籍企業は「中国の巨大な消費市場は世界経済の成長に大きな余地をもたらす」と語る。
今回の消費財博で開催された第1回需給マッチング会では、48の商談テーブルが国内外の出展者とバイヤーで一杯になった。世界12カ国・地域から参加した60社が80社以上のバイヤーと1対1または1対多でのマッチング商談を行い、92項目の協力で合意した。これにより、携帯電話や食品・健康製品、手工芸品などの世界的な消費財や新製品がより多くの中国の家庭に浸透する見通しだ。
今回の消費財博には6万人近くのプロのバイヤーが集結、超大規模市場の優位性に惹きつけられ、多くの国が団体出展するようになった。英国とマレーシアは初めて国家館の形で出展し、アパレル・化粧品・宝飾品など重要な消費分野の展示を行った。
中国市場でのシェア拡大は多くの多国籍企業の共通認識となっており、消費財博の「友人の輪」はますます大きくなっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年4月20日