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中国に戻ってきた外国人たち=シンガポール紙

中国網日本語版  |  2024-04-26

中国に戻ってきた外国人たち=シンガポール紙。

タグ:外国人 上海 

発信時間:2024-04-26 16:01:15 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 シンガポールから上海に戻り浦東空港の入境ホールに足を踏み入れると、巨大ディスプレイには支付宝(アリペイ)と提携する多くの海外決済機関のロゴマークが表示される。そこには中国語と英語で「アリペイプラスウォレットで中国のスムーズな旅を」という目立つ宣伝文も添えられる。数人の外国人客が看板の前で足を止め、携帯電話を取り出し調べる。空港以外でも、上海の街を歩く外国人客が目に見えて増えてきた。伝統的なスポットである豫園や外灘、他にもネット上で人気の街区でも、久しぶりに多くの外国人の姿が戻ってきた。25日付シンガポール華字紙「聯合早報」が伝えた。

 中国の動画サイト「bilibili」でも、外国人配信者が中国で撮影した動画が流行している。ネットユーザーはこれらの動画に中国語字幕をつけてアップする。そのうち多くの人がビザ免除制度を利用し中国の都市を訪問している。多くの外国人配信者は国際線が最も多い上海を選び、最長6日の過密スケジュールで旅行する。bilibiliで最も人気のある配信者の中には、事前に支付宝や高徳地図などの中国専用アプリをダウンロードする日本人男性の「Osada」や、事前準備をほとんどせず中国で身振り手振りだけで意思疎通するカナダ人夫婦「時差戦士」、さらには上海から続けてハルビン、西安、新疆を旅するドイツ人青年「肯高飛」がいる。

 多くの配信者が中国を自ら目にし、中国への印象を変えたことが喜ばれている。彼らは上海の清潔でおおらかな町並みから深い印象を受け、道行く新エネ車に好奇心を抱く。茶葉卵や豆乳を好む人や、出会った中国人がみな親切だと感嘆する人も。

 中国が各国に向け講じたビザ免除措置はすでに奏効し始めている。先週の最新データによると、今年第1四半期の訪中外国人数は前年同期比で3倍以上増えた。中国に興味を持つ外国人を増やし、短期旅行の好感を長期的な投資の自信に変えることに注目するべきだ。外国人が再び中国を旅するようになったことは幸先の良いスタートであるのだから。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年4月26日

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