国家統計局が27日に発表したデータによると、マクロ政策実施の持続的な強化に伴い、市場の需要が徐々に改善され、工業生産が回復・好転している。一定規模以上工業企業の利益は第1四半期に増加の流れを続け、工業企業の売上が持続的に回復した。
第1四半期の全国の一定規模以上工業企業の利益総額は前年同期比4.3%増の1兆5055億3000万元で、売上は同2.3%増の30兆9600億元。工業企業の利益が増加を維持し、工業企業の売上が持続的に回復した。
7割弱の業界の利益が増加した。セクター別に見ると、製造業の利益は昨年通年の減少から7.9%増に転じた。うちハイテク製造業の利益の増加率が高く、第1四半期は昨年通年の減少から前年同期比で29.1%増となり、一定規模以上工業企業の利益の増加率を24.8ポイント上回った。
設備製造業は利益増のエンジンの役割を果たした。設備製造業の第1四半期の利益は前年同期比18.0%増で、増加率が昨年通年を13.9ポイント上回った。
消費財製造業の利益が高い増加率を維持した。内需拡大及び消費促進政策の掘り下げに伴い、消費の需要が持続的に引き出されている。第1四半期の消費財製造業の利益は昨年通年の減少から前年同期比で10.9%増に転じ、工業企業の利益の回復及び好転を力強く支えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年4月28日