豊かになり、活路を切り開くため、道を敷く。農村の道路網が広がり続け、移動が便利で効率的になっている。
2014-23年に全国で新設・改修された農村道路は250万キロ以上で、821の郷・鎮と7万600の建制村のアスファルト・コンクリート舗装道路の普及の難題が解消された。条件を備える郷・鎮及び建制村のすべてにアスファルト・コンクリート舗装道路が普及した。
県道は都市と農村を結び、郷道は交通量が多く、村道は縦横に交錯する。このような農村交通網がすでに形成されている。中国の23年末現在の農村道路総延長距離は460万キロ。うち県道は69万7000キロ、郷道は124万3000キロ、村道は265万9000キロで、アスファルト・コンクリート舗装道路の割合は91.8%。
維持管理メカニズムがさらに改善され、道路ガバナンスが規範的で秩序正しくなっている。
浙江省紹興市は「路長制」アプリを開発し、道路網の運行観測の動的可視化管理を実現した。山西省中陽県は整備資金体制を最適化し、専用口座を開設し農村道路の定期的な整備を行っている。昨年末現在の全国の各レベルの路長は67万7000人で、すでに農村道路「路長制」のフルカバーが実現されている。維持管理の主体の責任がさらに果たされている。現在の農村道路自動化検査率は70.14%に上がっており、優良及び中等道路率は91.1%にのぼっている。
過去10年で、全国でバスが通う郷・鎮が1000以上、建制村が5万以上増加した。条件を備える郷・鎮と建制村のすべてにバスが通い、郵便サービスが普及し、過半数の建制村で路線バスが使用されている。全国の1100以上の県級行政区が農村乗客・貨物・郵便融合業務を実施し、乗客・貨物・郵便融合路線を1万1000本以上開通した。バスによる郵便及び宅配便の代理輸送量は年間2億件以上。
道路を建設し、産業を活性化し、庶民を豊かにする。23年の全国の農村道路固定資産投資額は4843億元、新設・改修された農村道路は18万8000キロ、交通運輸分野で実施された「以工代賑」(仕事を与えて救済に代える)プロジェクトは4214件で、約20万人の農村労働力に雇用機会を提供した。農村発展、農業の効果拡大、農家の増収の促進と、農村の全面的な振興の着実な推進に向け力強いサポートを提供した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年5月30日