国家統計局が12日に発表したデータによると、5月の全国の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で前月同様0.3%上昇し、前月比では0.1%低下した。全国の工業生産者物価指数(PPI)の前年同月比の下げ幅は前月より1.1ポイント減少し、前月比で0.2%上昇した。中国国内の物価は引き続き安定的に推移している。
業界関係者は、「前年同月比、前月比、コアCPIの変化のどれを見ても、CPIの変化は最近改善されている。これは消費の需要の持続的な回復を意味する」と分析した。
国家統計局の劉愛華報道官は、「供給の増加に伴い、食品価格は次の段階も季節的な低い水準をつける。工業消費財は下取り新政策の影響を受け、消費の需要が回復する見込みで、価格は全体的に安定しつつやや上がる。サービス価格は需要が徐々に回復することで持続的に上がると見られる。このいくつかの要素から総合的に判断すると、CPIは次の段階で緩やかに回復する見通しだ」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年6月13日