大陸部の「国潮」IPの持続的なイノベーション、ブラインドボックスやフィギュアなどの文創業態の急速な発展に伴い、台湾島の人々(特に若者たち)も国潮のフォロワーになっている。
中国の水墨画風のデザインの国潮IP「我不是胖虎」がこのほど、台北の商業施設内でポップアップストアを開いた。本物のアムールトラとは異なる愛らしいギャップあるイメージで人々を集め、数十種類の関連グッズが特に好評を博した。
台北で有名な商業地区・西門町の目立つ位置で、大陸潮玩ブランド「泡泡瑪特」が昨年末、台湾初で世界3店目の旗艦店をオープンさせた。店員の陳さんは、「オープンから数カ月で多くの利用客が訪れている。MOLLYなど多くの独自IPが好評だ。泡泡瑪特は現在、台北、桃園、台南、高雄などで10店をオープンさせている」と述べた。
大陸部の「漢服ブーム」も台湾に到来した。台湾中華漢服文化創意発展協会などの民間団体が、島内で積極的に漢服文化をPRし、発展の勢いを強めている。
梁海騰氏は、「両岸の若者は流行と伝統文化を結びつける道を模索し、手を携え精神的に共有する貴重な富を新たな形で伝承するべきだ」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年6月24日