中国電力企業連合会規劃発展部の盧国良副主任は10日の「中国電力業界年間発展報告書2024」発表会において、「今年に入り発電所の石炭在庫と利用可能日数は常に前年同期を上回り、近年の高水準を記録している。連合会の燃料統計の対象となっている石炭火力発電所の石炭在庫は、今月4日現在で前年同期比228万5000トン増の1億2000万トン以上で、利用可能日数は同3.3日増の27.1日。石炭の需要、供給、輸送などの各方面の情報から総合的に判断すると、石炭の需給は今後おおむねバランスが取れた状態となり、局部及び時期的な要素の市場の動向への影響が強まる見込みだ」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年7月11日