国際航空運送協会(IATA)はこのほど発表した報告書の中で、今年の各大手航空会社の収益予想を引き上げた。今年の世界の航空業の純利益を305億ドル、利益率を3.1%と予想し、いずれも前年の水準を上回る数値となった。うちアジア太平洋の航空会社の利益増が最も顕著で、今年は世界の乗客数増加の半分を占める見込みだ。IATAのウィリー・ウォルシュ事務局長は、「世界に数多くの不確実性が存在する中でも、世界の航空業は収益力の強化が続く見込みだ」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年7月18日