国務院新聞弁公室は22日、「質の高い発展の促進」シリーズテーマ会見を開いた。国家データ局は、デジタル化による経済・社会発展へのエンパワーメントや、国家データ事業の質の高い発展の促進に関する状況を説明した。

　デジタルインフラの整備に新たな飛躍があった。最新データによると、中国の10カ所の国家データセンタークラスタの計算力総規模が146万標準ラックを超えた。全国一体化計算力ネットワークの構築が加速し、2025年末までに国家ハブノード新設データセンターのグリーン電力の割合を80％以上にし、全社会に包摂的で使いやすく低料金でグリーンで安全な計算力サービスを持続的に提供する。

　デジタルの産業化と産業のデジタル化の発展に新たな成果があった。中国のデジタル経済コア産業付加価値額の対GDP比が上がり続けている。今年より「データ要素x」3カ年行動計画を工業製造などの10以上の分野で実施し、実体経済とデジタル経済をさらに深く融合させる。

　中国は現在、上下が連動し横方向で連携する国・省・市・県の4レベルデータ活動体制を初歩的に形成した。データ要素市場化配置改革の推進を主軸として堅持し、今年はデータ財産権、流通取引、収益分配、安全ガバナンス、公共データ及び企業データの開発・利用、データ経済の質の高い発展、データインフラ整備ガイドラインなどの各種制度・規則文書を発表する。データ分野の国際協力の促進に取り組み、中国の大量のデータによる強みを発展の新たな強みに変えるよう取り組む。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2024年7月23日