ボーイングは旅客機「737 MAX」の中国への引き渡しを再開した。ボーイング側は、世界の航空会社は2043年までに4万4000機弱の新たな民間航空機を必要とするようになると予想した。ユーラシアは交付が最大の市場になり、全体の22%を占める。中国は1国のみで20%を占め、北米も20%を占めるという。米CNBCが23日、ウェブサイトで伝えた。
中国民間航空専門家の綦琦氏は24日、「環球時報」に対して、「737 MAXの中国引き渡しの再開は、中国の業界主管部門による同機種の設備審査後の順調な運びであり、苦境にあえぐボーイングを奮い立たせる。主力機種の世界重要市場での引き渡し再開は、その資本市場での業績の刺激に有利だ」と分析した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年7月25日