今年に入り、消費財買い替え政策の持続的な範囲拡大と強化が、巨大な内需市場の潜在力を引き出し続けている。
国は最近1500億元の超長期特別国債資金を統一的に手配し、消費財買い替えへの支持を強化した。従来の家電及び自動車の買い替えから、古くなった家の内装、キッチン、バスルームなどの局部のリフォームや、自宅の高齢者向けリフォームなどに広げた。補助の範囲が広がり、支給額が大幅に増えた。
一部のECプラットフォームは最新の措置に積極的に反応し、買い替えキャンペーンをオフラインに広めている。家電への補助を最大20%に引き上げた。成都市の一部の内装業者と家電企業は共同で家全体の買い替えキャンペーンを実施。デザイン、内装、取替、回収のワンストップサービスにより、消費者に全フローの優遇を提供。
上海市は6000世帯の高齢者向けリフォームを実施した。各世帯への補助金は最大3000元。90代の劉さんと董さんは最近、バスルームを高齢者向けにリフォームした。床の滑り止めを施し、さらに転倒防止設備と手すりを追加した。
最新データによると、消費財買い替え新政策の効果が徐々に顕在化している。上半期の自動車廃棄・回収量は前年同期比27.6%増。主要プラットフォームの冷蔵庫買い替えは82.1%増で、洗濯機は70.4%増、携帯電話は63.9%増、テレビは54.3%増。消費財買い替え政策の実施と奏効に伴い、内需市場のより多くの潜在力が引き出される。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年8月11日