ドイツ・フランクフルト金融経営学院のホルスト・ローチェル教授はこのほど、新華社の取材に応じ、中国経済は質の高い発展にまい進している段階にあり、中国が進めるハイレベルの対外開放体制は多くの外国企業の対中投資を引きつけると述べた。
ローチェル氏は以下のように話した。中国は中の上の所得国に仲間入りし、改革を通し革新と質の高い発展を進めている。中国は新質生産力の発展に力を入れており、生産効率の向上に繋がる。
中国はハイレベルの対外開放体制の整備に関して、外資参入ネガティブリストの合理的な削減、外資系企業の条件獲得、資格許可、標準制定、政府調達などの面での国民待遇など一連の措置を打ち出し、重要なシグナルを発している。
平等な競争条件は国内外企業にとって非常に重要であり、中国の開放拡大の推進は、外国企業の対中投資の分野とチャンスを増やすことになる。これはドイツ、ひいては欧州の対中協力強化への自信を高め、外国企業の中国での積極的な事業展開にもつながる。
ローチェル氏は今後の欧州と中国の協力に自信を持っており、双方の経済貿易関係はさらに発展すると見ている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年8月17日