インド準備銀行(中央銀行)はこのほど、アラブ首長国連邦(UAE)の業務関係を持つ銀行に対して、貿易の一部ををルピー及びディルハム建てで直接決済するよう求めた。複数のロシアメディアとインドメディアは先週、インドとロシア中央銀行が自国通貨建て決済枠組みの交渉を再開したと伝えた。海外メディアによると、これはインドのドルへの依存を弱めるための新たな措置だ。
国連物品貿易統計データバンクのデータによると、UAEはインドにとって第3の貿易パートナーで、両国の2023年の貿易額は800億ドル以上。UAEは主にインドに原油を輸出。インドはさらにUAEの石油取引業者を通じロシアから石油を調達するが、これも両国の自国通貨建て決済と関わる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年8月19日