中国物流・購買連合会は29日、今年1―7月の物流運営データを発表した。データによると、今年に入ってから、中国の物流需要は安定的に回復し、構造合理化も進み、物流運営の質が絶えず向上している。
1-7月の中国全国の社会物流総額が197兆7000億元で、前年同期から5.5%増加した。需要構造から見ると、社会物流総額の7割近くを占める工業品物流の安定性が明らかに強固になっている。41の工業大業種のうち、33大業種の物流総額が前年同期比でプラス成長を実現した。
関連政策の牽引の下で、輸入、住民消費、再生資源などの分野の物流需要が急速に伸びた。1―7月の輸入物流総額は前年同期から5.1%増加し、増加率は上半期より0.3ポイント加速した。産業のモデルチェンジとグレードアップを背景に、設備製造など関連の中間品輸入は高い成長率を維持し、集積回路の輸入物流量は前年同期から10%以上増加した。循環経済の急速な発展に伴い、関連分野の物流総額は引き続き急成長を維持している。1―7月の再生資源物流総額が前年同期から11.4%増加し、増加率は上半期より0.3ポイント加速した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年8月30日